特集・広がる氷温食品:基調インタビュー=氷温研究所・深堀大賢氏

2010.08.01 160号 18面
今年、設立25周年を迎えた氷温研究所

今年、設立25周年を迎えた氷温研究所

 日本では古来、「寒ざらし」「寒干し」「寒仕込み」など、寒さというストレスを与えることで素材のうま味を引き出し保存性を高める加工法を生み出してきた。自然の摂理にのっとり、この状態を人工的に作り出すことに成功したのが、鳥取県発の氷温技術だ。農水畜産物を含めさまざまな食品に応用され、認定された氷温食品は今や500品目を超えた。ここ数年は特に関東地域での取り組みが広がっている。氷温技術の可能性などについて、(株)氷温研究所 事業部・総務部長の深堀大賢氏に話を聞いた。

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