新日鉄住金エンジニアリング、大規模沖合養殖を実証へ 日本水産子会社と
自動給餌システムを持つプラットフォーム
鈴木隆所長
製鉄プラントや海洋インフラ整備などを手掛ける新日鉄住金エンジニアリングは12月から、これまでなかった沖合での大規模養殖を可能とする新システムの実証試験を海洋上でスタートする。成功すれば5km程度陸地から離れた海域での効率的な養殖が可能となり、省力化・無人化を実現できる。同社は食分野への初参入となる新規事業として有望視し、数十億円の市場創出を見込んでいる。(本宮康博) 実証試験は日本水産の養殖・加工