理研ビタミン、ワカメ産地判別する特許を取得

水産加工 ニュース 2019.02.20 11838号 05面

 理研ビタミンは国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構との共同研究で、ワカメの主要産地(三陸、瀬戸内・鳴門、韓国、中国)を判別する技術の研究・開発を進め、特許を取得した。この原理は、ワカメは葉から海水中の成分を吸収して成長するため、生育する海域の海水中の微量元素が反映され、ワカメに含まれる元素組成に地域差が出る。ワカメに含まれる複数の微量元素を分析し、その元素の比率によって産地を推定するもの。この技術はワカメの主要4産地(三陸、瀬戸内・鳴門、韓国、中国)の原藻、塩蔵品

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