越後製菓、「ころころミルク」などで販促キャンペーン ギャルママの情報発信力を活用

菓子 キャンペーン 2012.07.11 10687号 07面
板橋瑠美(左)と、商品開発部の陣川洋子さん

板橋瑠美(左)と、商品開発部の陣川洋子さん

 越後製菓は、“ギャルママ”の情報発信力を活用した販促キャンペーンを展開する。国産米を使用しエクストルーダー(生地成型機)で新食感を実現した米菓「ころころミルク」「ころころ美玄」を対象にギャル雑誌「egg」で活躍するママモデルの板橋瑠美がリーダーを務める「ママカワプロジェクト」とのタイアップキャンペーンを7月から開始。影響力のあるギャルママを対象にPRイベントやランチ会を開いて商品情報を提供、ブログ、ツイッターなどで情報を拡散し、雑誌と連動させ商品認知と興味喚起につなげる。

 同キャンペーンの骨子は(1)「ママカワプロジェクト」リーダーの板橋をメーンモデルとして起用(2)若いママ20~30人によるママカワランチ会を開催、商品のアピールとママが行うブログへの掲載による情報拡散(3)「ママカワ・コレクション」でのサンプリング–など。「ママカワプロジェクト」とは、“ママが変われば子供が変わる、子供が変われば明日(みらい)が変わる”をテーマにツインプラネットが主催するもの。10年後20年後の日本を見据え、「衣食住」に「遊学働医」の4要素を加えた7要素を柱に“ママの教育”を目的にさまざまな活動を展開する。

 「ころころミルク」は10年9月1日に発売した。昨年、リニューアルしミルクカルシウムを製品100g当たり220mg(牛乳1本分)配合。パッケージもミルクカルシウム配合を強調し、子どもとママが一緒に安心して食べられる安心・安全な菓子として広く愛される商品に成長している。「ころころ美玄」は、9月1日発売予定。新潟県産うるち玄米を使用。サクサクと軽い食感が特徴。フレーバーはまろやかな黒酢味にし1袋当たり2000mgのコラーゲンを配合した。

 4日に同社商品展示会内で開催した発表会に登場した板橋は「ころころミルク」について「牛乳を飲み続けることは難しいのでカルシウムを配合したお菓子はありがたい。子どもに与えるならこうした商品にしたい」とコメントした。商品開発部の陣川洋子さんは「個包装なので携帯にも便利で、ひとくちサイズにして、お子さまの食べこぼしを防止する設計にした。ミルクカルシウムを配合するなど健康にも配慮した」と商品特徴を説明。

 さらに、リニューアル後の反応について「ミルクカルシウム配合を表記したことで、骨粗しょう症を気にされる高齢層の方からの支持もいただくなど幅広い層からご好評いただいている」と説明。「ころころ美玄」については「玄米、黒酢など体に良いもの尽くしとなっている。さらに美容効果が期待できるコラーゲンを1袋当たり2000mg配合した。また内堀醸造さんの黒酢を使うなど素材にもこだわった」と商品特徴を説明。板橋は「食べてきれいになるのが女性の願いなので、もってこいの商品」とコメントした。

 (青柳英明)

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