包装もち特集:越後製菓 価格改定の影響など注視
2025.11.17
越後製菓の今シーズンは、10月に実施した大規模な価格改定の影響などを注視しながら取り組む。また、原料の国産水稲もち米の在庫状況や市場動向が不透明なこともあり、無理な拡販はせず既存の取引先への安定供給を重視していく考えだ。商品では、引き続き同社のロング…続きを読む
越後製菓の米飯部門は、昨年10月に主力だった「日本のごはん」を緊急休売し、商品をリニューアルした。休売は想定を大幅に超える受注に対して供給量が確保できなくなったことによるもの。同社はリニューアルに合わせて工場の稼働率を向上させ、供給能力を増強。売上げ…続きを読む
前年の不作やインバウンド需要の高まりなどでコメ不足が関係者の間で危惧されていた最中、8月に南海トラフ地震臨時情報や台風などの影響で問題が表面化。メディアによる過熱気味の報道もあり、東京や大阪など都市部の小売店からコメが消える騒動となった。 包装米飯…続きを読む
越後製菓は10月1日価格改定を行い、全商品15%から27%の値上げとなる。値上げ幅が大きくメーカー、流通ともども販売施策は難しい。仙台支店の売上構成比はもち55%、米菓40%、その他5%。柱商品のもちは、昨年のコメ高騰で需要が高まり、PI値(レジ通過…続きを読む
来年創業80周年を迎える越後製菓は、商品のブランド価値を高める施策に取り組むほか、引き続き素材本来の持ち味を生かす商品作りを進める。今期は前年比3.7%増の売上高213億2000万円を目指す。2日に東京都内で開催した商品説明会で発表したもの。 米菓…続きを読む
越後製菓は9月8日から、新商品「新潟の星 えび味」(72g、参考小売価格税込み280円)=写真=を全国発売する。新潟県産米を100%使用した人気シリーズ「新潟の星」の新フレーバーで、エビを練り込み玉ネギの甘さを生かし、エビのかき揚げを食べているような…続きを読む
越後製菓は10月1日出荷分から、包装もち全商品の価格を改定する。原料米価格の急激な高騰や継続的な包材費、エネルギー費、物流費、人件費などの上昇によるもの。 対象は期間限定品を含む包装もち全39商品で、改定率は希望小売価格の約15~27%。包装もちに…続きを読む
●「高圧処理の産業利用と米飯開発」越後製菓総合研究所・小林篤取締役所長 越後製菓では高圧を利用した無菌包装米飯を開発し、高圧処理の産業利用を実施している。食品加工への高圧利用は、「圧力」「圧力保持時間」「温度」の三つの条件を変化させることで最適条件…続きを読む
越後製菓は7日、包装米飯製品・コメ製品の価格改定と新規格製品の発売、一部製品の休売を発表。価格改定は7月1日出荷分からとなる。同社は昨年12月にも原料コストの上昇などを受け価格改定を行ったが、その後も原料米高騰が続き、さらに物流費や包材費・人件費など…続きを読む
越後製菓は昨年度と同様に、米菓はラインアップを集約し既存のブランド力を生かしながら着実に展開していく。柱となるのは主力の「ふんわり名人」シリーズや、春にパッケージの見直しを図る期待の「新潟の星」シリーズ。今年発売20周年を迎える「ふんわり名人」は、国…続きを読む
25年の米菓業界への見通しは、売上げの面では24年に準じた状況とみるメーカーが多い。商品については、包装形態やサイズ、フレーバーなどニーズに合わせて多様化していく。また、業界を挙げて米菓の価値を向上させよう、という動きがみられる。菓子の中では値頃感が…続きを読む