右から永田英樹准教授、大澤謙二部長、天野敦雄教授、尾崎史浩部長
歯周病予防が期待できるガムの開発の実現性が見え始めた。ロッテは7月29日、東京都内のホテルで、歯周病発症に関わる歯垢の生成自体を抑制し、歯ぐきの炎症の改善効果が立証された、ユーカリ(グロブラス種)の葉からの抽出物とその効果成分「マクロカルパールC」に関する研究結果発表会を開催した。大阪大学歯学部・永田英樹准教授は、ユーカリ抽出物配合のガムの歯周病予防効果に関するヒト試験による効果の検証試験で「ガムから溶出されたマクロカルパールCをはじめとするユーカリ抽出物が、歯肉炎や歯周炎