【速報】地方の食料価格 全国平均上回る傾向 低所得・高物価が鮮明に

 所得の低い地方圏の食料価格が全国平均を上回る傾向が強まっている。総務省が6月27日に公表した24年の消費者物価地域差指数によると、23の都道府県で食料価格が全国平均を上回ったが、このうち同年の一般労働者の平均年収(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」に基づく)が全国平均を超えていたのは東京都と神奈川県だけだった。地方を中心とする残りの21道府県は全国平均に比べ低所得・高物価となっている。供給効率の低い人口減少地域で価格転嫁が活発に行われる一方、所得の改善が一向に進んでいないこ

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