栗山米菓、米菓で新潟活性化 「ばかうけ」PR大使に「NGT48」を起用
【新潟・関東】栗山米菓は、米菓を通して新潟県の活性化を図ると同時に、若年層の開拓に挑戦する。新潟を拠点とするアイドルグループ「NGT48」をイメージキャラクターに起用し、発売25周年の米菓「ばかうけ」のPR大使に任命した。今秋に新潟限定で「NGT48オリジナルパッケージばかうけ」を発売するほか、「NGT48ばかうけ新フレーバー開発プロジェクト」を発足し、メンバーがフレーバー開発した商品を発売。8日、新潟市内の朱鷺メッセで開催した就任式で、小山俊哉常務は、NGT48の起用理由を「新潟をもっと活気づけたい」とし、今後全国区のばかうけの「県内需要喚起」を図ると同時に、中高齢層が主要購買者の米菓に若年層を呼び込むことを狙うと説明した。
「NGT48ばかうけ新フレーバー開発プロジェクト」は、NGT48を「チーム上越」(チームリーダー・西潟茉莉奈)、「チーム中越」(同・荻野由佳)、「チーム下越」(同・加藤美南)、「チーム佐渡」(同・山口真帆)の4チームに分け、各チームのメンバーが、担当する地域を訪ね、地域文化や食文化を知り、人との触れ合いを通して、各地域にふさわしい「ばかうけ」の新フレーバーを開発する。プロジェクト統括は、NGT48キャプテンの北原里英が務める。
小山常務は、「それぞれの地域にメンバーが入ることで何かを発見してもらい、地域だけではPRできなかったものを、NGT48やばかうけというツールを使って伝えることが可能になる」と期待感を示した。16年4月以降に、4地域のNGT48オリジナルフレーバーの「ばかうけ」を新潟県内で発売する予定。各チームのメンバーや今後の活動は、栗山米菓のホームページ内で発表する。
北原里英は、「新潟から全国の皆さまに愛されるグループになれるよう、ばかうけ先輩とともに成長していきたい」、西潟茉莉奈は「チーム上越のリーダーとして精いっぱいPRしていく」、荻野由佳は「昔から大好きなばかうけのPR大使に選ばれて光栄に思う」、加藤美南は、「下越の皆さんのお菓子のセンターになれるように全力でPRする」、山口真帆は、「もっと、ばかうけファンを増やすように頑張る」とそれぞれあいさつした。
(青柳英明)