不二家、プラごみ削減加速 「ミルキー」外袋を紙に
不二家は、プラスチックごみ削減を進める。1951年発売のロングセラー商品「ミルキー」の外袋をプラスチックから紙パッケージに変更し25日に発売する。プラスチックごみを削減するだけでなく、紙パッケージの特徴を活用した「ぬり絵」を提案するなど遊び心も加えた。同社は昨年、「ホームパイ〈大人のリッチチョコ〉」の包装サイズを見直し、内容物との適正化を図り、容積率を改善。プラスチック包材使用量を18%削減するなど環境に配慮した取組みを強化している。
紙パッケージに変更するのは、「120gミルキー袋」で外袋を紙パッケージに変更し、紙ならではの「ぬり絵」デザインに変更。ペコちゃんは白抜きのデザインになり、自由に色を塗ることができる、コミュニケーションツールとしても進化させた。また、「ミルキーチョコレート」も連動させ、ぬり絵が楽しめるパッケージにリニューアルした。
「ミルキー」の紙パッケージ化に伴う認知拡大のため、ぬり絵を楽しみながらSNSで参加できる「#ぬってみるきーキャンペーン」を8月25日から9月30日まで実施。ハッシュタグ「#ぬってみるきー」をつけてインスタグラムかツイッターに投稿する、楽しみながら参加できるキャンペーン。投稿者の中から抽選で50人「ぬってみるきーオリジナルQUO1万円分」をプレゼントする。(青柳英明)