明治、「国連WFP世界食料デーキャンペーン」に協賛

菓子 キャンペーン 2021.09.13 12291号 16面

 明治は、29日から10月31日の期間に実施される国連WFP協会主催の「国連WFP世界食料デーキャンペーン2021ゼロハンガーチャレンジ~食品ロス×飢餓ゼロ~」にスペシャルサポーターとして協賛する。

 世界では全人口を賄うだけの十分な食料があるにもかかわらず、およそ10人に1人が飢餓に苦しんでいる。さらに、飢餓に苦しむ人は新型コロナウイルス感染症の拡大で急増。一方、全世界の食料生産量の3分の1に当たる約13億tの食料が毎年廃棄され、日本も年間約600万tの食料を廃棄する「食品ロス大国」の一つになっている。

 キャンペーンは10月16日の世界食料デーを機会に、すべての人が食べられる世界「ゼロハンガー」を目指し、「食品ロス削減の取組みで、途上国の子どもたちに給食を届けよう」をコンセプトに国連WFP協会が主催。参加者がさまざまな食品ロス削減につながる行動を起こし、その取組みをSNSに投稿することで、協力企業から寄付が行われる。その寄付が国連WFPの飢餓に苦しむ途上国の子どもたちに給食を届ける「学校給食支援」に充てられる。

 同社は世の中に食品を届けるメーカーの責務として、賞味期限の年月表示化や延長、食品ロス削減を訴求する食育活動など、食品ロス削減に継続的に取り組んでおり、キャンペーンの趣旨に共感し、20年から協賛。今年はスペシャルサポーターとして、同社商品を活用した食品ロス削減の取組みに関するSNS投稿について、通常投稿の2倍の寄付をするなど、キャンペーンをサポートする。

 キャンペーンでは、食品ロス削減の取組みを指定ハッシュタグ「#食品ロスWFP2021」を付けてSNSに投稿すると、1投稿につき120円(学校給食4人分)が協賛企業から寄付され、国連WFPの「学校給食支援」に充てられる(キャンペーンサイト=https://www.jawfp.org/worldfoodday2021/)。また「#食品ロスWFP2021」に加え、ハッシュタグ「#明治使い切りレシピ」をつけ、同社商品を活用して投稿をすると、通常投稿の2倍の240円(学校給食8人分)を同社から寄付する。さらに、SNSで投稿した人から抽選で協賛企業の賞品を贈呈。同社はスペシャルサポーターとして「明治賞」(食品ロス削減の取組みとして賞味期限の年月表示化を実施した商品詰め合わせ)を提供する。(青柳英明)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介