山崎製パン23年12月期 過去最高売上げ、利益に 価格見直しや外食需要回復寄与
山崎製パンの23年12月期連結業績は、売上高が前年比9.2％増の1兆1755億8200万円、営業利益が同90.5％増の419億6200万円で過去最高売上げ、利益を達成した。原材料価格高騰を受け、7月に価格改定を実施し、22年以降短期間で3回目の値上げをするなど厳しい環境だったが、飯島延浩社長の「知恵を出し、お客さまのニーズを的確にとらえ難局を乗り越える」（23年1月、日本パン工業会会見で）の発言通り、二極化、三極化戦略で低価格製品や値頃感のある製品の品揃えを充実すると同時に
