「シャトー・メルシャン」の試飲ブースでは、バイヤーから高い評価を得た
ワイン最大手のメルシャンは、国産ブドウだけで造る「日本ワイン」を5月下旬から香港へ輸出する。売り込むのは日本ワインのフラッグシップブランド「シャトー・メルシャン」。香港でのワイン需要の高まりを追い風に、アジアでの存在感を高めたい考えだ。輸出は米国、シンガポールに続き3ヵ国目。 香港はアジア最大級のワイン・蒸留酒展示会が開催されるなど、近年ワインへの関心が高まっている。シャトー・メルシャンは国際的な賞を多数獲得したことから、現地バイヤーの評価も高い。