有休取得に対策本腰、SMは地域統一店休制 百貨店は休業日を拡大
人手不足が深刻になる中、小売団体や企業が対策に乗り出した。食品スーパー(SM)の業界団体の日本スーパーマーケット協会(JSA)は有給休暇取得推進のため、地域ごとの統一店休制度の新設を提言する。百貨店では、高島屋は働き方改革の宣言として時間外労働の削減と年次有給休暇の取得を推進すると16年12月に社長名で発した。各社の百貨店ではすでに営業時間の短縮や正月を含む休業日の拡大など取り組みが先行している。 JSAが提案する地域統一店休制度は会員企業から要望