生乳生産を下方修正 脱脂粉乳は過剰在庫続く Jミルク予測

 Jミルクが7月30日に公表した需給見通しによると、2024年度の全国の生乳生産量は、前年比0.9%増の738万6000tの予測だ。前回(5月)公表値から2万7000t下方修正。23年の猛暑の影響で搾乳牛の分娩時期にズレが生じたことで、北海道など一部地域で減少基調にあることを考慮した。24年度も7月以降猛暑日が頻発しており、気象要因が生産基盤にジワジワと影響している。一方で、脱脂粉乳の需要低迷による過剰在庫は続く見込みだ。(小澤弘教)

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