タイの生鮮マンゴスチン輸入解禁 対日輸出量、年間1000t拡大目指す

農産加工 ニュース 2023.09.22 12647号 02面
シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使

シントン・ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使

8月に輸入が解禁されたタイ産マンゴスチンの生果実(果物の女王)

8月に輸入が解禁されたタイ産マンゴスチンの生果実(果物の女王)

タイ産マンゴスチンの輸入措置の変遷

タイ産マンゴスチンの輸入措置の変遷

タイ産マンゴスチンの品質管理方法

タイ産マンゴスチンの品質管理方法

タイ産マンゴスチンの特徴

タイ産マンゴスチンの特徴

タイ産マンゴスチンの出荷エリアと時期

タイ産マンゴスチンの出荷エリアと時期

タイ産生果実の生産面積と出荷量

タイ産生果実の生産面積と出荷量

会見後のフォトセッション(左からパンジャマーノンタイ国大使館商務公使、タイ大使、タナソーン・ピーケイサイアム〈タイ果物輸入社〉責任者、ワナセッティー農務参事官)

会見後のフォトセッション(左からパンジャマーノンタイ国大使館商務公使、タイ大使、タナソーン・ピーケイサイアム〈タイ果物輸入社〉責任者、ワナセッティー農務参事官)

 タイは、果物の女王といわれる同国産の生鮮マンゴスチンの日本への輸出が8月から解禁になったことを明らかにした。これまで蒸熱(VHT)処理をしたものは20年前から輸入が許可されていた。最近になって、ミカンコミバエ種群は果実に傷のないマンゴスチン生果実には寄生しないことが分かり、日本政府が輸入を許可した。VHT処理が不要な分、従来より安価で、鮮度を保持したおいしい生果実が輸入されるのは間違いない。タイ政府は順調にいけば「2年後に年間1000tに対日輸出量を拡大する」計画を明らかに

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介