タイの生鮮マンゴスチン輸入解禁 対日輸出量、年間1000t拡大目指す
タイは、果物の女王といわれる同国産の生鮮マンゴスチンの日本への輸出が8月から解禁になったことを明らかにした。これまで蒸熱(VHT)処理をしたものは20年前から輸入が許可されていた。最近になって、ミカンコミバエ種群は果実に傷のないマンゴスチン生果実には寄生しないことが分かり、日本政府が輸入を許可した。VHT処理が不要な分、従来より安価で、鮮度を保持したおいしい生果実が輸入されるのは間違いない。タイ政府は順調にいけば「2年後に年間1000tに対日輸出量を拡大する」計画を明らかに