故・林虎彦氏(レオン自動機名誉会長)お別れの会
献花をする小林幹央レオン自動機代表取締役社長
包あん機誕生の瞬間の写真、機械から飛び出す饅頭を手で掴む故林虎彦氏
故林虎彦氏がつくった、初代市販型の包あん機「101型」
レオン自動機の故林虎彦名誉会長のお別れ会が11月28日、東京・パレスホテルで行われた。自身が発明した包あん機を模した祭壇が設けられ=写真、同社の小林幹夫代表取締役社長と田代康憲相談役の献花で始まり、食品業界関係者約1000人が参加し、故人の激動の97年に敬意を表した。
林氏は和菓子職人からレオロジー(流動学)を学び、包あん機や流動加工理論を発明し、レオン自動機を設立。世界中の伝統食の機械化に貢献し、欧米でのクロワッサンやアルチザンブレッドの機械生産