VOICE:嘉納治郎右衞門・菊正宗酒造社長 樽酒は革新の連続

酒類 キーパーソン 2026.10.05 13183号 02面

江戸時代に消費されていた日本酒は、すべて樽の風味のするお酒だった。1966年に樽酒の瓶詰商品を発売させていただいたのが(「菊正宗 樽酒」の)スタート。66年はビートルズが初来日し当時は日本が高度成長期に入っていくさなか。瓶の普及で樽に詰められないお酒が広まっていった。「樽酒をもう一度飲みたい」というお客さまの声をくみ取り、樽に詰めたお酒を瓶に入れ替え、ひと手間かけて供給したのが始まり。60年前に樽酒を瓶に詰めて気軽に飲めるようにしたことは、ある意味革新的なことだった。われわれ

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