VOICE:嘉納治郎右衞門・菊正宗酒造社長 樽酒は革新の連続
2026.10.05
江戸時代に消費されていた日本酒は、すべて樽の風味のするお酒だった。1966年に樽酒の瓶詰商品を発売させていただいたのが(「菊正宗 樽酒」の)スタート。66年はビートルズが初来日し当時は日本が高度成長期に入っていくさなか。瓶の普及で樽に詰められないお酒…続きを読む
今年創業80周年を迎えるに当たり、過去の実績を見返していたところ20年前のデータが出てきた。見て驚いたのは、当時は金沢市内に本社を置く食品スーパーが数多く存在していたこと、そして主要得意先の上位5社にサークルKさんやユニーさんの名があったことだ。地元…続きを読む
ロングライフ(LL)牛乳は、海外では定番商品として親しまれている。超高温瞬間殺菌、光や酸素を遮断する6層構造の紙容器、無菌充填技術を組み合わせることで、保存料を使わず常温で長期保存できる。アジアや欧州では高い普及率を誇る一方、日本での認知度は依然低い…続きを読む
世界的に消費の多様化や若者が酒を飲まない動きがあり、グローバルでも酒類企業はさえない状況だ。日本では10月に酒税改定が行われビールは減税となる。10月以降こうした構造的な減少傾向の払拭に向け、各社が消費者にこれまで以上に酒の魅力を届け、価値を感じても…続きを読む
“令和の米騒動”で、コメを生産する農家と購入する消費者に注目が集まるが、翻弄されているのはコメの流通業界だ。 米価乱高下が続く中、過去最高額まで暴騰したコメを仕入れた卸業者だが、半年もたたないうちに需給バランスが崩れ、市場にはコメが余り、価格急落。…続きを読む
豊橋市の三弥工場の建設が6月1日に完了し、無事に引き渡しを終えた。今期は「第二創業」へのステップとして、安心・安全な製品を安定供給する体制を確立することが最優先だ。5月末で旧工場の生産を終了し、現在は設備の移設やテストショットを順調に進めている。中東…続きを読む
(1~4月の訪日外客数は前年比0.5%の減少となったが)われわれはインバウンド需要が減ってきたという印象を持っていない。中国からの訪日が減っているとはいえ、その他の国の増加で消費額・人数ともにだいぶ補われている。 最近はインバウンドに縁のなかった地…続きを読む
消費税の減税については小売としてはウエルカムで、肯定的に受け止めている。現在報道されているように0%ではなく1%であれば、より一層歓迎したい。0%はシステムを直す部分も多く、2年限定のために設備投資するよりも1%はハードルが下がる。 ただ、7%下が…続きを読む
「Kanpy(カンピー)」を70年、ブランドとして続けさせていただいたのは本当にありがたいこと。70年前にカンピーを始めたことはある意味、すごいことだとあらためて思う。かといって70年の歴史というものは消費者に安心感を与えるものの、それ以上のものでは…続きを読む
米価は高騰から一転、下落基調を強めており、組合員コメ卸は、仕入れ値を割り込んだ価格での販売を余儀なくされている。高値の後に値が下がり差損が生じるという、長年のコメ流通構造は何ら変化していない。また、高値のたびに消費量が減少してきたのも事実だ。 この…続きを読む
Jミルクが1月末に公表した需給見通しによると、脱脂粉乳とバターの跛行(はこう)性という構造的な課題は依然として解消されておらず、脱脂粉乳在庫は25年度末で約8万3000t、26年度末には11万tに達すると見込まれる。このため、25年度から開始した生産…続きを読む