VOICE:國分晃・国分グループ本社社長 適正飲酒の重要性発信
2025.03.07
昨年の酒類業界最大トピックは、アルコールの健康障害対策に関して強いアゲンストの風が吹いたこと。今年は突風になるのではと恐れている。 業界としては厚生労働省の「適正飲酒ガイドライン」に沿って動いていくと思うが、危惧しているのは酒を一滴でも飲んだら病気…続きを読む
牛乳・乳製品は、戦後の食糧難の時代から栄養面で子どもたちを支え、日本人の体位向上にも大きく貢献した。ただし最近は学校給食用牛乳は飲み残しが多いため、飲用の希望選択制をとる自治体もある。次世代を担う子どもたちの成長期の体作りに、カルシウムの不足が懸念さ…続きを読む
当社は昨年の鳥インフルエンザの拡大による鶏卵不足を教訓に、調達・供給体制を大幅に見直した。ニーズの高い卵加工品に関しては製品在庫にかなり厚みを持たせた。 気候変動や地政学リスクによる調達環境変化や物流需給の悪化を背景に、在庫を持つのは決して悪いこと…続きを読む
25年3月期中間決算は、鳥インフルエンザの影響から脱して主力のタマゴ加工品が回復し、CVS向けなどのタマゴサラダが好調だった。利益面でもタマゴ加工品の数量回復による生産効率の改善などが大きく寄与。調味料・加工食品事業の営業利益は前年比744%増と急拡…続きを読む
業務用食品卸初となる複数事務所でのFSSC22000認証取得を目指している。SDGsなどへの取組みや意識の強い外資系企業やホテルからの要請が高まってきたことから、食材を運ぶ企業の責任として取り組んでいる。早ければ年明けに取得できる見通しだ。 商品面…続きを読む
前期は過去最高の営業利益が出たが、われわれとしては将来成長するための投資が少なかったととらえている。今期以降は広告宣伝費、研究開発費、設備投資を含めた成長投資を積極的に増やしていきたい。5月に設立した子会社アリノバ・カナダへの設備投資は成長事業のスタ…続きを読む
26日に東大阪市高井田に、日本最強のディスカウントスーパー「オーケー」の関西1号店がオープンする。オーケー対関西食品スーパーの波乱の幕開けといわれている。すでに関西にはロピアが乗り込んでいるが、歴史的に見て関西圏で圏外からオーケーのようなEDLP(エ…続きを読む
適正飲酒の大切さとお酒の魅力を発信する新たな活動「ドリンクスマイル」をスタートした。考えるべきは人それぞれに合った適正な飲酒。「ドリンクスマイル」では酒を飲む飲まない、飲めないにかかわらず、アルコール飲料の魅力はもちろん不適切な飲酒による害についても…続きを読む
昔からの定番が変わってきている。酒でいえば唐揚げにはビールだったのが、ハイボールやレモンサワーと新たな定番が生まれている。和食でも寿司には日本酒だったのが“鮨シャン”などシャンパンやワインを合わせる飲み方が定着しつつある。もはや生魚にワインはタブーで…続きを読む
今期は3~8月累計で売上高13%増と順調に推移しているが、利益率が0.4ポイントほど低下している。原因は価格転嫁の遅れだ。大口得意先との取引で転嫁のタイミングが仕入価格の引き上げから3~6ヵ月ほど遅れるケースが目立つ。 とはいえ、タイムラグによる粗…続きを読む
昨年12月に水を使う以上に育む「ウォーターポジティブ」の会見を行った。私どもは企業理念に「水と生きる」を掲げているので、水は一番大事な重点項目として取り組む。 「天然水」のTVCMにもサステナビリティの要素を盛り込み「水は貴重な守るべき資源」とのメ…続きを読む