VOICE:関東生乳販売農業協同組合連合会・迫田孝代表理事 苦境もあえて前向…
2025.02.05現在、TBSラジオで毎週日曜日の朝に放送されている「石川實 DAIRY LIFE」が10年目を迎えたが、キャッチフレーズにある関東の酪農家戸数は、スタート時の3000戸から1700戸にまで減少した。厳しい経営環境にあっても、酪農家たちは日々やりがいを…続きを読む
適正飲酒の大切さとお酒の魅力を発信する新たな活動「ドリンクスマイル」をスタートした。考えるべきは人それぞれに合った適正な飲酒。「ドリンクスマイル」では酒を飲む飲まない、飲めないにかかわらず、アルコール飲料の魅力はもちろん不適切な飲酒による害についても…続きを読む
昔からの定番が変わってきている。酒でいえば唐揚げにはビールだったのが、ハイボールやレモンサワーと新たな定番が生まれている。和食でも寿司には日本酒だったのが“鮨シャン”などシャンパンやワインを合わせる飲み方が定着しつつある。もはや生魚にワインはタブーで…続きを読む
今期は3~8月累計で売上高13%増と順調に推移しているが、利益率が0.4ポイントほど低下している。原因は価格転嫁の遅れだ。大口得意先との取引で転嫁のタイミングが仕入価格の引き上げから3~6ヵ月ほど遅れるケースが目立つ。 とはいえ、タイムラグによる粗…続きを読む
昨年12月に水を使う以上に育む「ウォーターポジティブ」の会見を行った。私どもは企業理念に「水と生きる」を掲げているので、水は一番大事な重点項目として取り組む。 「天然水」のTVCMにもサステナビリティの要素を盛り込み「水は貴重な守るべき資源」とのメ…続きを読む
冷凍食品メーカー大手5社の社長が冷凍物流で協業を進めるため、マーケティング活動で切磋琢磨し、それ以外では競わないと話した。総論賛成だった。各社トップが宣言したことで、物流の現場で連携しやすくなる。 これまでも共同配送をしてきた。ただ、エリアは広いが…続きを読む
ニッカウヰスキーのブランド力の源泉は余市と宮城峡の蒸留所にある。訪日外国人の皆さんには見学を一つのアクティビティーとして体験いただき、どんな環境で、どんな社員が働いているか知ってほしい。母国で伝えてくれれば当社のブランディングに大きなプラスとなる。 …続きを読む
2017年から、7年間にわたって日本加工食品卸協会(日食協)関東支部の支部長を務めさせていただいた。われわれ卸にとって、日食協は唯一のプラットホームである。個人的に思うのが、物流「2024年問題」を一つの契機に卸の絆が強まり、プラットホームのプレゼン…続きを読む
大阪・関西万博まで残り1年となった。来場者に楽しんでもらいながら、ビフィズス菌や腸内フローラの可能性を感じてもらう。森永乳業という企業のイメージ向上・ブランド価値の向上を図ることを狙いに準備を進めている。 この取り組みには、「挑戦」する企業文化への…続きを読む
生産者との対話機会などを通じて、酪農経営環境が非常に厳しいことは十分に認識し、窮状を訴える声もしっかりと受け止めている。乳価改定を重ねて行ったが、まだまだ一定程度の改善であると思う。 やはり、われわれ酪農乳業にとって重要なのは需給の安定だ。需給には…続きを読む
過度の楽観視は禁物だが当社にとっても食品業界全体にとっても円安の影響は限定的と考える。賃上げ幅が三十数年ぶりの高水準といわれる。浸透まで時間はかかるだろうが、物価上昇のペースが昨年に比べ落ち着いていることからも、24年度後半に向け実質賃金は改善してい…続きを読む