VOICE:佐藤雅俊・日本乳業協会会長 山積の課題、地道に

 2024年度の生乳生産量は737万tだったが、自分が入社した1985年は738万tとほぼ同等だった。しかし、当時と現在では環境が違う。85年以降、最も生産量が多かった96年の865万tまで伸長トレンドだったが、2025年度は728万tと予測される。
 現在の酪農乳業には、生乳需給の安定、牛乳・乳製品の安全性確保や品質の向上、SDGsを念頭に置いた持続可能な酪農乳業の実現、国際化の進展への対応など、「酪肉近」で掲げる目標に向け、引き続き解決しなければな

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: VOICE SDGs 日本乳業協会