杉田正明・片野秀樹編著『疲労を防ぐ!健康指導に活かす 休養学基礎』メディカ出版刊
スポーツ業界のトップアスリートは、コンディショニングを抜きに好業績を収めることはできない。そのコンディショニングには、トレーニング法や疲労の測定評価、疲労回復のための食事、入浴、睡眠、リラックスのための音楽、香り、衣服、環境--など多岐にわたる要素が関係してくる。しかし、われわれは幼少期からどの段階においても、系統的な“休養”について教育は受けていない。
一方、長期化するコロナ禍において人々はストレスを抱え、疲労解消のための“休養”について悩む人が