エア・ウォーター、可搬式急速冷却システム開発 青果物の鮮度保持延伸に寄与
【関西】エア・ウォーター(AW)は極低温技術と液体窒素の冷熱を利用し、青果物などを急激冷却できるシステムを開発した。11月26日に発表。地球温暖化に伴う夏場の高温で青果物の鮮度劣化のスピードが上がる中、収穫後の青果物の呼吸抑制に向けてすぐ冷却できる環境整備に活用し、収穫期の鮮度保持の延伸を助ける予冷装置とする。来年春からはイチゴや桃など高級フルーツを中心にグループ内で実証実験し、希望する産地や流通業者での実運用も行い、効果検証と利用拡大を進めていく。