三島食品、「鮭ひろし」発売 今度は渋い俳優?
【中国】三島食品は、広島を代表する食材の広島菜と紅ザケを組み合わせた、彩りの良い混ぜご飯の素「鮭ひろし」=写真=を8月1日から新発売する。
同社では「ゆかり」「かおり」「あかり」のふりかけ3姉妹がSNSなどで話題を集め、続いて「うめこ」を発売した後、ついに男性名「ひろし」を21年2月に発売、22年2月には「かつお」を発売するなど、堅実にシェアを拡大を続けている。特に「ひろし」は、発売当初から大人気となり、原料不足によって販売中止を余儀なくされるなど、大きな反響を呼んだ。原料の供給体制を整備し、販促を強化するなどした結果、発売初年度売上高4億円超を達成。日本食糧新聞社制定の「令和3年度(第40回)優秀ヒット賞」を受賞したほか、広島市からも「令和4年度・ザ広島ブランド」に認定され、Tシャツの商品化も行われるなど、シリーズの大人気商品として現在でも出荷増が続いている。
新たにラインアップに加わった「鮭ひろし」は、日本三大菜漬の一つである“広島菜”と紅ザケを組み合わせ、それぞれの素材の良さを生かして、色鮮やかに仕上げた混ぜご飯の素となっている。
そのほか、商品名に関しても「ひろし鮭入り」ではなく、渋い俳優の名前と見間違えるような「鮭ひろし」にしているのも話題となりそうだ。また、同社では続いて梅バージョンの商品化も検討中なのか、パッケージの裏面には謎の画像が掲載されているのも一興だ。
「鮭ひろし」の内容量は14g、希望小売価格は130円(税別)となっている。(浜岡謙治)