日本ハム、国内ビーフ事業を強化
「黒華牛」を繁殖・育成・肥育管理する「矢岳牧場」
生後間もない子牛と母牛(矢岳牧場)
食肉事業に圧倒的な強みを持つ日本ハムは、主力の輸入ビーフに加えて、国内ビーフ事業の強化も進めている。
17年6月には、将来的な国産牛の生産環境悪化に対して調達体制を強化する目的で、グループ会社であるインターファームが、和牛繁殖・肥育、食肉卸・小売事業を展開する杉本本店グループ(熊本県宇城市)と共同出資して、牛生産事業を行うS&iファーム(熊本県宇城市)を立ち上げた。18年9月に出水牧場(鹿児島県出水市)、19年3月に霧島牧場(鹿児島県霧島市)を取得