伊藤雅俊会長
日本冷凍食品協会(冷食協)は7日開いた年末会見で、15年の国内冷食生産量の推定値を前年比横ばいから微減となる152万~154万tと発表した。減少すれば、2年連続の減産となる。伊藤雅俊会長(味の素会長)は、値上げの影響などで家庭用の生産量が減少する一方、業務用は底堅い需要を背景に若干の成長を見込むとした。来年の需要予測では、「安定的に伸びるとみている」と述べた。 伊藤会長は今年の冷食業界を振り返り、「家庭用は農薬混入事件や消費増税の影響が一巡後、円安
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