農水省、「日本茶と暮らそう」PR開始 家庭需要増で攻勢へ

飲料 ニュース 2021.04.05 12210号 02面

 農林水産省は新茶シーズンの本格化を控えた3月30日、日本茶業中央会など関係団体と連携し、さまざまな暮らしの中で茶を楽しむ「日本茶と暮らそうプロジェクト」を開始した。新型コロナの影響で需要が減少している茶の消費拡大を図る目的。依然厳しい環境下だが、家庭需要の増加をテコに攻めの姿勢に転じる。
 昨年は新型コロナの影響により、新茶イベントの中止、観光需要や葬儀用など業務用需要が大幅に減少した。20年産の茶は荒茶生産量で前年比15%減、一番茶の売上額は静岡県

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介