日本かまぼこ協会、練り製品苦境続く 春の再値上げに理解促す

練り製品 ニュース 2022.12.19 12509号 01面

 日本かまぼこ協会は15日、歴史的なすり身原料の高騰などを背景に、水産練り製品メーカー各社が来春にも追加値上げを余儀なくされる状況について声明を発表。流通筋や消費者に理解を求めた。声明は“生産コスト高騰で、魚肉ねり製品メーカーは大ピンチ”と題し、各社は「今までにない原材料、包装資材、物流費、電気代・ガス等の高騰に苦しんでいる」と指摘。高タンパク・低脂質が特徴の練り製品だが、廃業が連鎖的に続けば伝統的な食文化の危機ともなりかねない。
 主原料の北米産スケ

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