パン需要伸び悩み コメ守る意識強く 日本パン工業会会見

左から安田憲正氏、家田茂氏、飯島延浩会長、細貝正統副会長

左から安田憲正氏、家田茂氏、飯島延浩会長、細貝正統副会長

 2024年夏以降のコメの価格高騰でパンの需要が活発化すると想定されたが、実際は期待通りの消費がみられなかった。15日、東京都内で開催された日本パン工業会会見で飯島延浩会長は歴史的高値で米価が推移してもパンの需要が伸びない事実を指摘し、その要因について「主食であるコメを守らなければという義侠心が日本人の心の中にある」との所見を示した。(青柳英明)

 コメの価格が上昇した24年7月以降、12月までの店頭

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