胃心伝真=次期NDC、日本の責任

コラム 総合 2024.12.09 12865号 01面

 国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)が、アゼルバイジャンの首都バクーで11月24日に閉幕した▼最大の焦点だった「気候資金目標」では、難航した交渉の末に途上国向け資金として民間・公的資金など合わせて「35年までに年間3000億ドル」に増やすことで合意した▼世界全体で気候変動対策の加速と目標の引き上げが一層求められている中、NGOや市民社会からは気候資金の合意額に厳しい声が飛んでいる。途上国の要望する金額目標にも、資金の性質にも見合う内容ではないためだ▼食品産業

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