フォーカスin:サトウ食品・佐藤元社長 鏡もち、不足の可能性も

正月のシンボル「鏡もち」。メーカー各社は今年から受注締め日を10月末としている。商品や資材の廃棄ロス削減、年末の人手不足に対応するため業界を挙げて設定した。期限を目前に迎え、全国餅工業協同組合理事長でもある佐藤元サトウ食品社長が取材に応じ、1年目の今年は各社で対応が異なることを明かした。また、流通各社の交渉次第では「年末に商品がなくなる可能性がある」と語った。(細山真一)

まず商品ロスの問題がある。われわれとしては、作った商品がロスになってほしくないが、小売も売れ残りは返品

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