ヤマモリ、醤油副産物から生分解性プラ
【中部】ヤマモリ(三重県)はこのほど、醤油の生産過程で生じる「しょうゆ油」を使って海洋生分解性プラスチックとして活用が期待されているpoly(3-hydroxybutyrate)が合成できることを発見した。この発見は岩手大学と東京農業大学との共同研究で明らかになった内容で、今後は海洋プラスチックごみによる環境汚染の防止に向け、実用化に向けた研究開発を進める考えだ。
同社によると醤油の副産物である「しょうゆ油」は、これまでも工業用せっけんの原料や燃料