城ヶ崎店の外観。5000世帯の商圏で、価格競争になる週末ではなく平日集客に力を入れる
岩手県一関市・栗原市で食品スーパー(SM)6店を展開する丸江は、地産地消を基本に店内加工の鮮魚を主力とする生鮮、惣菜を武器として人口減少・高齢化が進む地区で健闘している。東日本大震災の影響で生鮮の品揃えは震災前の水準には戻っていないが、単身高齢者対応、固定客が多い平日の売上げ増加策で利益確保に努める。12年3月期は復興需要のプラス要因もあり売上高5%前後の増加を見込む。 江口扶社長が脱サラで1964年に1号店を出店した。既存店で新店資金を貯めながら