農林漁業と食品産業の連携加速へ:農林水産省・針原寿朗食料産業局長に聞く

キーパーソン 総合 2013.03.06 10802号 06面
農林水産省食料産業局長 針原寿朗氏

農林水産省食料産業局長 針原寿朗氏

 農林漁業と食品産業の新たな連携が始まる。農林漁業は2次、3次産業に進出する6次産業化で地域経済を発展させていく必要があり、食品産業は商品の差別化や、原材料調達のリスク分散(ヘッジ)のために、国内の農林漁業との連携が重要だ。日本の農林漁業は補助金などで生産性の向上を続けてきたが、この生産性の向上だけでは消費者ニーズの変化についていけない。6次産業化とは農林漁業が消費者に軸足を置く、大きな成長戦略なのだ。6次産業化していくためのエンジンとして、政府資金などを活用する(株)農林漁

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