増え続ける「知らない」 優越的地位乱用への課徴金 食品産業センター調査
●食品産業センター・取引慣行実態調査
小売業者(取引先)の優越的地位の乱用行為が課徴金の対象であることを知らない食品製造業者の割合は、年々増え続けていることが「令和3年度食品産業における取引慣行の実態調査報告書」(2022年2月調査、有効回答294社)から分かった。課徴金を違反行為に係る取引額の1%とした独占禁止法の改正がまだ広く認知されていなかった20年1月施行直後の調査(同年2月)の「知らない」47.4%に近づく46.2%となり、前年から3.1