FOOD&LIFE COMPANIES、5ブランド合同キャンペーン 900店舗で“超すし祭”

外食 キャンペーン 2021.05.19 12229号 10面
写真右から石井憲京樽社長、水留浩一FOOD&LIFE COMPANIES社長、堀江陽あきんどスシロー社長、木下嘉人FOOD&LIFE INNOVATIONS社長

写真右から石井憲京樽社長、水留浩一FOOD&LIFE COMPANIES社長、堀江陽あきんどスシロー社長、木下嘉人FOOD&LIFE INNOVATIONS社長

 FOOD&LIFE COMPANIESは、グローバルサプライチェーンの調達力を最大活用し、「スシロー」「京樽」「海鮮三崎港」「杉玉」「むすび寿司」の5ブランド合同キャンペーン「あっぱれ、日本!超すし祭」を14日から開催した(商品がなくなり次第終了)。同キャンペーンは、八洲水産(静岡県)のマグロ、オカムラ食品工業(青森県)のサーモン、小浜水産グループ(鹿児島県)のカンパチを活用し、各ブランドがそれぞれの特色を出した商品を提供するもの。海外のスシローでも展開し、約900店舗の規模で行う。

 13日、水留浩一FOOD&LIFE COMPANIES社長、堀江陽あきんどスシロー社長、石井憲京樽社長、木下嘉人FOOD&LIFE INNOVATIONS社長が一堂に揃い、東京都港区の八芳園で事業戦略発表会を開催した。

 水留社長は「持続可能な調達」として、養殖生産者と複数年契約を結び、生産者にとって経営が安定し、当社も消費者に高品質な商品をお値打ちに提供できるといった取組みを進め、海外にも日本の魚を広める。また、「さらなる世界進出」として今期中に中国本土への進出への意欲を語った。

 堀江社長は、スシローの「大都市部への出店加速」を推進として、東京駅八重洲口にイートインにテークアウトのToGo店併設店舗の出店を明らかにした。石井社長は、京樽のセントラルキッチンの炊飯ラインを最大活用。スシローのノウハウを取り入れ江戸前寿司の製造・外販に取り組むと発表。木下社長は、すし居酒屋「杉玉」のほか、新業態「むすび寿司」を発表した。「むすび寿司」は、おにぎり状の寿司でテークアウトや移動時の食事に適しており、寿司の食シーンを広げる新定番だ。すでに難波、大宮に2店実験的に出店している。(金原基道)

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