漬物原料、国産シフトで進捗 東京中央漬物「荷主共和会」で報告
東京中央漬物(中漬)が11月21日に開催した漬物業界最大級の会である「荷主共和会」総会で、各地域・各品目の18社のメーカーが原料事情、販売動向について報告を行った。それによると、原料の多くが国産にシフトし、ラッキョウや糖絞り大根などは欠品するほどの売れ行きだったという。ただ、生産農家の高齢化で特に重量野菜などの原料調達は難しくなっている。また、原材料、調味資材、物流費などの高騰によって、製品値上げができても利益率が低迷している。各社による報告の概要は次の通り。