花王、真菌識別で特許ライセンス 食品業界、社会へ貢献

ニュース 総合 2015.07.27 11216号 12面

 花王は千葉大学真菌医学研究センター(バイオリソース管理室長・矢口貴志准教授)と共同研究で開発した真菌(カビ)類を安価で迅速かつ性格に識別(同定)可能な技術に関して6件の特許を取得し、その技術を定額で広く一般向けにライセンスすることを決定した。今回の技術は、耐熱性カビの識別・同定に関して、数時間で識別同定可能とした迅速性と、主要耐熱性カビが確実に識別・同定可能な信頼性、多検体解析可能、現場導入が容易、高い経済性の汎用性の三つを特徴に持つもの。同技術を食品メーカーや食品検査機関

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