日清食品、「カップヌードル味噌」好調 新定番アイテムへ

小麦加工 ニュース 2019.11.20 11973号 01面

日清食品が販売している「カップヌードル 味噌」が好調だ。8月26日の再発売から、高い水準で売上げを伸ばしており、「カップヌードル」ブランドの定番4品(レギュラー、カレー、シーフード、チリトマト)に迫る勢いとなっている。濃厚な味噌の味わいなどが評価され、シニアから若年層といった幅広い世代の需要を獲得しているようだ。この好調が続けば、通期には当初計画の2倍以上の売上げで着地する見込みだ。

「味噌」は、「カップヌードル味噌ミニ」で展開していたものを、レギュラーサイズでの発売を求める声を受けて4月1日に発売を開始した。3種の味噌をブレンドして、ショウガとニンニクを利かせた濃厚な味わいや、オリジナルデザインで表記した“味噌”という漢字を採用したパッケージが支持を得て、順調なスタートを切ったものの、「カップヌードル」ブランド全体の好調も相まって、レギュラーサイズの供給不足となるほど需要が高まったことで、発売10日間でやむなく販売を休止した。販売再開に向けて、4月発売当時の2倍以上の数量を準備したという。

販売再開後も、好調が続き、主力4品に続く「欧風チーズカレー」と5番手を争っている状況のようだ。

「味噌」は、ほかの「カップヌードル」シリーズとカニバリを起こさず、売上げは純増となっており、ブランドの業績好調に貢献している。加えて、消費者が「カップヌードル」を購入する際、商品を選ぶ楽しさの提供にもつながっているようで、ブランド全体にも好影響を与えている。

ただし、供給がややタイトな状況となっているため、今後は生産体制を整え、安定供給を図っていくとともに、来期以降のプロモーションの展開や商品の拡充なども検討しているという。

「カップヌードル」ブランドは2021年に発売50周年を迎える。記念の年に向けて、「味噌」を新しい柱としていくとともに、ロングセラーとして育成していく考えだ。(久保喜寛)

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