新型コロナ:日本即席食品工業協会、即席麺10万食無償提供へ

小麦加工 ニュース 2020.05.22 12054号 04面

日本即席食品工業協会は20日、新型コロナウイルス流行による感染症への対応について、国の機関、地方公共団体、放課後児童クラブ、病院から即席麺の提供の申し出があった場合、積極的に対応していくことを宣言した。同協会は、これまでも国からの要請を受けて帰国者向けの食料支援などを行ってきたが、引き続き支援を行っていく構えだ。送料を含めて無料での提供とし、全体で10万食を準備している。

即席麺の提供を希望する機関などは、同協会ホームページ「インスタントラーメンナビ」(https://www.instantramen.or.jp)トピックスの「新型コロナウイルスへの対応について」から「即席めん申込書」をダウンロードして必要事項を記入の上、申し込んでもらう。その他の要望に関しては、daihyo@sokuseki-kyokai.comまでメールで問い合わせ。

カップ麺や袋麺などの即席麺は、日常食としてはもちろん、災害時だけではなく感染症の拡大防止などの非常時の支援食としての使命も持ち合わせている。特に、カップ麺は容器の特徴として、消費者の手元に届くまでは品質を長期間守る包装材であり、湯を注いで食べられるまでの時間は調理器となり、調理が終わればそのまま食器として利用できる、という三つの機能を有している。

また、常温で長期間保存できること(賞味期限6ヵ月)、完全な個食としての取り扱いが可能で、喫食後はそのまま廃棄することができることから、特に衛生管理や緊急性を求められる状況において、時や場所を選ばずに利用できる。(久保喜寛)

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