輸入小麦の政府売渡価格、現行の小麦流通運用へ 23年4月期の動向に注目
23年4月期の輸入小麦の政府売渡価格の動向が注目されている。直近の22年10月期の輸入小麦の政府売渡価格が、小麦の買付価格の急激な変動の影響を緩和することを目的に緊急措置が取られ、22年4月期の政府売渡価格が適用された。そのため、23年4月期は22年3月以降の1年間の買付価格をもとに算定することになりそうだ。
小麦の取引は、政府が国家貿易で外国産小麦を輸入し、農林水産省による年に2回の麦価の変動によって製粉メーカーが小麦粉価格を改定し、二次加工メー
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