ニップン中計事業戦略、成長4領域へ資源集中 基盤事業で収益力強化を
前鶴俊哉社長
ニップンは22日、東京都内で24年3月期決算説明会を開催した。その中で修正した中期目標(一部既報)の達成に向けた戦略を発表した。戦略は、基盤領域の製粉など3事業の収益力を強化し、安定的かつ継続的に利益を創出する。一方で、成長領域の冷凍食品・中食・ヘルスケア・海外の四つの事業に経営資源を重点配分。事業領域の拡大を図り、持続的な成長を実現する。会見の席で前鶴俊哉社長は「会社全体で修正した中計に向かってさまざまな努力をしていきたい」と新しい目標への意気込みを語った。