食品を扱う路上の屋台でも徐々に紙容器への切り替えが進むとみられている=小堀晋一が1月、バンコクで写す
タイ政府が進めるプラスチックごみの根絶を目指した取組みで、段階的に廃止されるプラスチック製に代わる新たな食品容器の開発が進められている。土の中で分解される生分解性を持った新素材の開発に加え、近ごろ注目されているのが安価で耐久性の増した紙素材の容器。伝統的な屋台の食文化も今なお強く残っていることから、政府では食品に使うための紙容器の規格の整備を急ぐ方針だ。
首都圏中心部のカフェテリアなど多くの店舗で紙素材や生分解性のストローの導入が進んだバンコク。昨