タイ産果物のシーズン到来 収穫は平均前年比3割増

農産加工 ニュース 2022.05.18 12399号 06面
タイ産果物はこれからが最盛期。ただドリアンは中国向けが優先され、若干の品薄だ=2022年4月25日、バンコクで小堀写す

タイ産果物はこれからが最盛期。ただドリアンは中国向けが優先され、若干の品薄だ=2022年4月25日、バンコクで小堀写す

果物の主要な生産輸出国タイで今年の出荷が始まった。国内最大の生産地である東部3県(ラヨーン、チャンタブリー、トラートの各県)では、ドリアン、マンゴスチン、ランブータン、ローンコーン(ランサ)の主要4種の収穫が間もなく最盛期。前年に比べ平均で3割増ほどの収穫量だといい、中でもマンゴスチンは前年比2倍の大豊作。ドリアンも同26%増と農家にとってうれしいシーズンとなっている。最大の輸出先である中国市場では政府の「ゼロコロナ規制」がなお厳しいが、ラオスを経由する高速鉄道が開業するなど

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