CPグループでは海外事業がとりわけ好調で増益を果たした=CPグループの販促資料から
世界有数の食料品の生産・輸出国であるタイで、主な食品関連企業の今年第1四半期(1~3月、一部は第2四半期)の決算が出揃った。年初から続く少雨に伴う干ばつや近隣国からの豚肉の密輸が影響して業績を下落させる企業がある一方で、オンライン販売を組み合わせた新たな販売戦略で業績を伸ばす企業もあるなど、明暗が分かれる結果となった。
(バンコク=ジャーナリスト・小堀晋一)
国内最大の財閥チャルーン・ポーカマン(CP)グループ傘下の三つの