眞露ジャパン、2010年を“マッコリの年”に 4月から「JINROマッコリ」TVCM投下
「2010年をマッコリの年にする」–眞露ジャパンの楊仁集(ヤン・インジプ)代表取締役は29日、都内の六本木ヒルズで開いた「JINROマッコリ」のCM発表会で力強く宣言した。JINROマッコリは3月2日に全国発売を開始、主要なCVSやSM、量販店で配荷が進んでおり、消費者の目にふれる機会も着実に増加。4月7日からTVCMを投下し、需要促進を一気に加速していく考えだ。
マッコリ(日本のどぶろくに似た韓国の伝統酒)は、焼肉店を中心とする業務用市場で支持を拡大。少子高齢化やデフレで収益悪化に苦しむ卸や小売からも注目を集める酒類業界待望の利益商材。韓国焼酎「JINRO」の輸入販売で実績がある眞露ジャパンの本格参入で、さらなる市場拡大が確実視されている。
CM発表会は、NHKのハングル語講座などで活躍する韓国人俳優コン・テユの司会で進行。今春、日本に上陸する韓国ドラマ、「アイリス」に出演している日本人女優・笛木優子も駆け付け「マッコリは美容によいと韓国でも若い女性を中心に人気がある。JINROマッコリは日本人向けにつくってあり、とても飲みやすい。日本の皆さんに愛されるお酒になってほしい」とエールを送った。
TVCMは、仕事帰りのOLたちが居酒屋でマッコリを飲みながらパジャマパーティーを行うという奇抜な内容。女子会をテーマに軽快な歌とダンスで“パジャマッコリでゆる~くはしゃぐ”との商品メッセージを訴求する。
CM発表会には、一般の消費者も多く詰めかけ、1日限定オープンの「JINROマッコリ・バー」でマッコリを使ったカクテルを飲み、フレアバーテンダーのカクテルショーやCM出演者たちによるトークショーを楽しんだ。
(丸山正和)