パン特集2025

2025年の製パン業界は、1月に各社が実施した価格改定の影響で、厳しい滑り出しとなった。25年1月の店頭販売実績は、調理パンを除く、食パン、菓子パンとも販売金額、販売数量が前年同月を下回った。厳しい状況は、2月も続いたが同月に底を打ち、3月以降は回復傾向に入り、4月には前年実績を確保するまで回復した。(青柳英明)
-
◆パン特集:価格改定影響も5月は成長加速
パン・シリアル 特集 2025.06.162025年の製パン業界は、1月に各社が実施した価格改定の影響で、厳しい滑り出しとなった。25年1月の店頭販売実績は、調理パンを除く、食パン、菓子パンとも販売金額、販売数量が前年同月を下回った。厳しい状況は、2月も続いたが同月に底を打ち、3月以降は回復…続きを読む
-
パン特集:山崎製パン 第1四半期増収増益に 二極・三極化戦略を継続して推進
パン・シリアル 特集 2025.06.16山崎製パンの2025年の商品戦略は、品質改良を伴う独自の価値と値頃感のある商品のラインアップ、ミドルレンジの価格帯の強化、女性製品開発担当者による高付加価値高単価商品のラインアップを同時並行で強化する二極・三極化戦略を継続推進することで多様化する消費…続きを読む
-
パン特集:第一屋製パン 「リボーン」の全社方針継続
パン・シリアル 特集 2025.06.16第一屋製パンの2024年12月期連結業績は、売上高が前年比2.8%増の271億8300万円と好調に推移した。24年度は「生まれ変わる(リボーン)」を全社基本方針として掲げ、オンリーワンの存在として認められる会社に生まれ変わることを目指し、より「お客さ…続きを読む
-
パン特集:敷島製パン 新ブランド「和小麦」を訴求
パン・シリアル 特集 2025.06.16敷島製パンの今期(25年8月期)ここまでの業績は前年並みで推移している。市場全体が前年並みかやや減少傾向にある中、同社も同様の水準を維持している。 こうした状況の中、同社は2月から新ブランドの「和小麦」を本格展開している。08年から国産小麦を使用し…続きを読む
-
パン特集:フジパン 「スナックサンド」50年迎える
パン・シリアル 特集 2025.06.16名古屋市のフジパンは、主力商品の「スナックサンド」が9月15日に発売50周年を迎えることを機に、商品開発とプロモーションを強化している。地域密着型の施策を軸に、スナックサンドの魅力を再発信している。 ご当地企画のグルメスナックサンドの新商品は、中部…続きを読む
-
パン特集:YKベーキングカンパニー バラエティーブレッド強化
パン・シリアル 特集 2025.06.16YKベーキングカンパニーの2024年12月期の売上高は前年比増となった。事業全体の商品別売上構成比は、食パン15%、菓子パン77%、洋菓子5%、和菓子3%。食パン、菓子パン、和菓子のカテゴリーで前年比をクリアしており、特に食パンは3月以降前年比2桁増…続きを読む
-
パン特集:オイシス 素材こだわり高付加価値化
パン・シリアル 特集 2025.06.16オイシスの2025年3月期の売上高は前年比増で着地。23年7月に続き、今年1月に行った価格改定が増収の主な要因となった。商品別売上構成比は、菓子パン・惣菜パン50%、食パン25%、洋菓子6%、和菓子5%、その他14%。菓子パン・惣菜パンは値上げの影響…続きを読む