オイシスは今期、顧客接点拡充に向け他業態とのコラボレーション施策を強化している。 4~5月に販売したカプコンとのコラボレーションパンに続き、6~7月にはサンリオキャラクターを起用したオリジナルパンを販売。ストーリー性やエンターテイメント性を付与した…続きを読む
●こだわり品質「クラフトベーカーズ」 テーブルマークの家庭用・業務用を合わせた焼成冷凍パンの前期2023年度実績は前年比2桁増と好調に推移した。業務用は、人流の回復とインバウンド需要の回復が追い風となり、ホテル・外食向けが大幅に伸長した。需要が増加…続きを読む
フジパンの今期(24年6月期)売上高は、前年比4%増の増収増益で着地する見通しだ。23年7月の価格改定による主力商品(食パン、食卓ロール)の数量減を平均7%の単価アップで補い、増収を確保した。増益ではあるものの、あらゆるコストの上昇に伴い、価格改定後…続きを読む
YKベーキングカンパニーは今期、“消費の二極化”に応じた価格戦略を強化している。食パンカテゴリーでは、主力となる「ふわもち」の高価格帯ブランド「ふわもちネオリッチ」を1月に新たに投入。価格訴求力のある「ほんのり甘い食パン」と合わせて3段階の価格帯で提…続きを読む
敷島製パンの今期(24年8月期)売上高は、前年比約10%増で推移している。増収増益の主な要因は23年7月に行った価格改定に加え、カテゴリーによって異なるものの数量ベースがおおむね前年並みを維持したことだ。 また、全業務において無理・無駄・ロスを徹底…続きを読む
山崎製パンの24年12月期第1四半期の連結業績は売上高が前年比10.8%増の3066億5800万円、営業利益が同76.9%増の165億1200万円となった。23年12月期連結業績に続き、今期第1四半期業績も過去最高売上高・利益を更新した。主力製品の品…続きを読む
製パン業界は、2022年に原材料・エネルギー価格上昇、物流費、人件費の高騰への対応として2回の価格改定を実施し、23年7月にも価格改定を実施。これまで経験がない短期間で3回目の価格改定で需要減が懸念されたが、23年累計の店頭販売データ(KSP-POS…続きを読む
オイシスは、価格訴求品と高付加価値品の2軸でラインアップを強化する。節約志向と品質志向が混在する「メリハリ消費」のトレンドに合わせ、汎用(はんよう)性や嗜好(しこう)性など商品ごとの訴求ポイントを明確化し、価格の高低を設定。差別化戦略の一つとして展開…続きを読む
YKベーキングカンパニーは、主力ブランドのさらなる成長に注力する。「もちふわ」「ハムマヨ」「サンミー」などの人気商品は、風味や食感を高めるために原材料の見直しを実施。作業工程の効率化や品質の向上も推進し、収益力と安定性を兼ね備えた生産基盤の強化を図る…続きを読む
フジパンの23年1~11月は、7月に実施した価格改定による数量減を単価アップで補い、増収を確保した。販売数量は主力商品(食パン・食卓ロール)が前年比約5%減で、価格に敏感な消費者によるプライベートブランド商品へのシフトが目立ち、影響を受けている。 …続きを読む