“そそぐだけ”で楽しめる=RTS提案 じわり存在感増す サントリー酒類・山本大輔氏に聞く

酒類 キーパーソン 2014.12.10 11110号 12面
飲食店では1本のボトルを複数でそそぎあう“ボトルシェア”を提案。アルコール度数などを自分たちで調節できる。東京・渋谷で14年春に期間限定で展開した「ふんわりBAR」

飲食店では1本のボトルを複数でそそぎあう“ボトルシェア”を提案。アルコール度数などを自分たちで調節できる。東京・渋谷で14年春に期間限定で展開した「ふんわりBAR」

 近年、小売店頭や飲食店で氷を入れてそそぐだけで、そのまま楽しむことができるタイプの酒が少しずつ存在感を増している。フレーバーをつけアルコール度数を下げた状態で商品化することで、飲む時の手間をなくしたRTS(Ready To Serve)と呼ばれる酒類だ。サントリー酒類では2年前からRTS提案をスタート。RTSを通じ、酒売場や飲食店の活性化を図ってきた。「RTSは着実に広がり、市場はできつつある段階」と語る焼酎・リキュール部長の山本大輔氏に、RTS戦略の狙いや現状を聞いた。(

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