アサヒビール、「金黒」で壇蜜施策 第1弾「名前呼ぶ」アプリ

酒類 キャンペーン 2019.01.25 11824号 08面
飲食店に提供する二次元コードが付いた卓上シール

飲食店に提供する二次元コードが付いた卓上シール

 アサヒビールは「本格芋焼酎 金黒」で、タレントの壇蜜をイメージキャラクターに起用したコミュニケーション施策を1月からスタートしている。「金黒で、会いましょう。」をキーワードに壇蜜が動画で名前を呼んでくれるオリジナルアプリを第1弾として、一年を通じて多様な取組みを行っていく予定だ。

 オリジナルアプリは、入力した名前を壇蜜が呼んでくれるため、「まるで一緒に杯を交わしているような疑似体験を楽しめる」(同社)。飲食店向けのポスターや卓上シールに壇蜜を全面にデザインし、アプリにアクセスするための二次元コードを掲載する。

 これらPOPは「金黒」を取り扱う全国6万5000店を中心に、新規の導入店にも随時提供していく。同社が配信するメールマガジンなどでもアプリを紹介し、認知度アップを図る。

 また、芋焼酎の新しい飲み方として炭酸割りを「金黒タンサン」と名付け訴求を進めている。専用タンブラーを業務用の1万店に配布。壇蜜が「ご一緒しても、いいですか?」と訴えるPOPとともに従来なかった楽しみ方を伝えていく。

 「金黒」は17年に発売した同社焼酎の主力ブランド。芋焼酎ユーザーのニーズを徹底調査して生み出した「とろりとしたコク、透き通る後味」が特徴。業務用の1.8Lと900mlの瓶に加え、18年には1.8Lの紙パック、900mlと220mlのPETボトルを発売。業務用だけでなく、家庭用向けの提案も始めている。

 (丸山正和)

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