あらかると・環境:カスミ、レジ袋有料化の課題 エコポイントが業務負担に

小売 ニュース 2019.02.27 11841号 16面
石井俊樹社長

石井俊樹社長

 レジ袋の有料化は、食品スーパー(SM)における脱プラスチックの取組みとして高い効果を期待できる。カスミは茨城県内の全店など現在およそ6割の店舗で有料化し、辞退率は17年度実績で58%強、実施店に限れば9割前後に高まる。3月にはほぼ全店でレジ袋の無料配布を中止する。ただ、マイバッグ持参のインセンティブを高めるためのサービスが、レジ業務の負担にもなっている。
 同社はマイバッグ持参運動を1974年にスタート、持参者にはスタンプカードを使ってエコポイントを

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