PPIH、「春節」期間は前年比3%増 多国籍化で中国補う

小売 ニュース 2020.02.14 12013号 01面
銀座本館は免税売上構成比の5割を超える店の一つ

銀座本館は免税売上構成比の5割を超える店の一つ

新型コロナウイルスの感染拡大によるインバウンドへの影響が懸念される中、ドン・キホーテの春節期間の売上高は3%増と前年を上回った。中国は減少したものの、タイやベトナムなどASEAN旅行客の増加で補ったという。

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の吉田直樹社長は、6日の会見で「中国客の影響はこれからどうなるかだ。ただ、ASEAN客は2倍ほどになっており、インバウンドは特定の国に依存しないように取組みを広げたい」と語った。

今期ここまでのインバウンド需要は、中国客より韓国客の減少の方が深刻だ。韓国の利用客は、19年6月期には中国を上回るほどのボリュームがあったものの、今期に入り前年の半分以下に落ちている。1月までは中国やASEANの伸長で補い、19年10~12月の免税売上構成比は9.6%と従来と遜色ない。その韓国も昨年11月以降は回復傾向になってきたが、新型肺炎に伴う中国客の落ち込みが今後どの程度になるかは不透明だ。(宮川耕平)

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